厨房男子では、ただ「料理がうまい男子」を目指しているわけではありません。生きていくために必要なことです。

「厨房男子って何?」で6つの柱のことをお伝えしていますが、ここでは、特に、レッスン中にこだわって実践していることを挙げます。

いっぺんに書きつくせないかもしれないので、ぼちぼち書いていきますね。少しでも思いが伝われば!

gyouza

 

<あいさつの徹底>

まず、玄関から入るとき、元気に挨拶。「こんにちは」「よろしくお願いします」

どちらでも構いません。ただ、元気にはっきりと。

そして、着替えて手を洗って1列に並び、大きな声で、「よろしくお願いします」

このときの号令「きおつけ、れい」は子供たちが交代でその日の号令当番をきめて、やります。

授業中の「いただきます」「ごちそうさま」はもちろん、終了後の「ありがとうございました」も同様です。

この、「ありがとうございました」は、講師に対して言うのですが、「この料理教室に通わせてくれた親への感謝もこめて」

 

「なーんだ、当たり前じゃん」と思うでしょうが、残念ながらそれができないお子さんが殆どです。

ちなみに、できなかったらできるまで、何度でもやり直しさせています。

厳しいようですが、大切に思っています。挨拶ができて得なことはあっても損はありませんから。

 

<味見について>

私は最後の味見はしません。

「え?無責任な」

と思うかもしれませんね。

まずは、レシピどおりの調味料で味付けします。

そして、みんなで味見します。

「味がなーい」とか、「塩いれよう」とか、子どもたちは言い出します。

「じゃ、みんなで味見しながら調節してみてごらん」

というと、俄然はりきりだします。子どもたちは味見が大好きなんです。

みんなであーだこーだといいながらなんとか出来上がります。

味覚はここで鍛えられます。

そして、私の作ったレシピどおりに仕上げれはそれは「先生の味つけ」ですが、子どもたちがそこから調味しなおした段階で「子どもたちが作った味」になります。それを、家で作るときにまたアレンジしていけば、それはその「家庭の味」になります。

そうやって料理は作られていく、正解はないのだから作り出していく力を身につけてほしいと思っています。

そして、自分があじを見ることで、舌の感覚も敏感になります。

実際卒業生は、汁を飲んで「コレ、かつおでダシとった?一番だしでしょ」とか言います。

本物の味がわかる子になるのです。

なにも贅沢になれといっているのではありません。

大人になったとき、自分自身が正しい食品を選ぶ力を身につけておいてほしいと願っています。